トレバー・アンソニー・ウィリアムズ(Trevor Anthony Williams, 1992年4月25日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。ワシントン・ナショナルズ所属。愛称はEV。
経歴
プロ入りとマーリンズ傘下時代
2013年のMLBドラフト2巡目(全体44位)でマイアミ・マーリンズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズでプロデビュー。A-級バタビア・マックドッグスとA級グリーンズボロ・グラスホッパーズでもプレーし、3球団合計で12試合に先発登板して0勝2敗、防御率2.38、24奪三振の成績を残した。
2014年はA 級ジュピター・ハンマーヘッズとAA級ジャクソンビル・サンズでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して8勝7敗、防御率3.12、104奪三振の成績を残した。
2015年はAA級ジャクソンビルとAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズでプレーし、2球団合計で25試合(先発24試合)に登板して7勝10敗、防御率3.85、101奪三振の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスとグレンデール・デザートドッグスの2球団に所属した。
パイレーツ時代
2015年10月24日にジム・ベネディクト(GM特別補佐 )とのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した。
2016年は傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスで開幕を迎え、同球団では20試合(先発19試合)に登板して9勝6敗、防御率2.53、74奪三振の成績を残した。ロースター拡大後の9月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、メジャーデビューとなった翌7日のセントルイス・カージナルス戦ではリリーフとして3回を投げて初登板初勝利を挙げた。この年メジャーでは7試合(先発1試合)に登板して1勝1敗、防御率7.82、11奪三振の成績を残した。
2017年は初めて開幕25人枠入りし、5月からは先発ローテーションに加わった。この年は最終的に31試合(先発25試合)に登板して7勝9敗、防御率4.07、117奪三振の成績を残した。オフには、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦を表明していた大谷翔平に対し、Twitterにてピッツバーグの街及びパイレーツの魅力についてアピールしていた。
2018年は先発ローテーションとして開幕を迎えた。シーズンとしては、31試合の先発登板で170.2回を投げ、14勝10敗、防御率3.11だった。
2020年11月20日にDFAとなり、28日に自由契約となった。
カブス時代
2021年2月5日にシカゴ・カブスと250万ドルの1年契約を結んだ。
メッツ時代
2021年7月30日にピート・クロウ=アームストロングとのトレードで、ハビアー・バエズと共にニューヨーク・メッツへ移籍した。
2022年オフの11月6日にFAとなった。
ナショナルズ時代
2022年12月10日にワシントン・ナショナルズと2年総額1300万ドルで契約を結んだ。
2024年オフの10月31日に一度はFAとなるも、12月31日に2年総額1400万ドルで再契約を結んだ。
選手としての特徴
最速97.5mph(約156.9km/h)を計測するフォーシームが投球の約半分の割合を占め、他にはスライダー、シンカー、チェンジアップを投げる。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
背番号
- 57(2016年 - 2017年)
- 34(2018年 - 2020年)
- 32(2021年 - 同年途中、2024年 - )
- 29(2021年途中 - 2022年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 W
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Trevor Williams stats MiLB.com (英語)
- Trevor Williams (@MeLlamoTrevor) - X(旧Twitter)
- Dr. Trevor Williams (@mellamotrevor) - Instagram




