広島県立五日市高等学校(ひろしまけんりつ いつかいちこうとうがっこう)は、広島県広島市佐伯区観音台三丁目に所在する公立の高等学校。略称は「五高(いつこう)」。
設置学科
- 普通科
概要
観音台団地の上端にあって見晴らしがよく、広島湾が眺望できる。ことに広島や呉のネオンが輝く夜景は美しい。校舎とグラウンドの真下を斜めに山陽新幹線が走っている(五日市トンネル内)。
平成10年度から自由選択制を採り、2年次及び3年次科目のほとんどが選択教科である。広島県内で自由選択制の普通科高等学校は4校のみである。 ただ現在は自由選択制は廃止された。
沿革
- 1974年(昭和49年) - 開校。第2学区に指定され、廿日市高校との間で総合選抜方式が採られた。
- 1979年(昭和54年) - A棟東側増築工事
- 1998年(平成10年) - 総合選抜制度が廃止され、単独選抜に移行。自由選択制施行。
- 1999年(平成11年) - C棟完成
アクセス
- JR山陽本線「五日市駅」南口より、楽々園経由「東観音台団地」行き広電バスにて約18分。「五日市高校前」下車、徒歩3分。
- 山陽自動車道「五日市インター」より、石内バイパス経由、約15分。
主な出来事
- 1994年(平成6年) - 第12回アジア競技大会広島大会開会式にて、吹奏楽部が入場曲を演奏。(基町高校吹奏楽部と共演)
- 1999年(平成11年) - 6月29日の集中豪雨で、校庭や1階部分が土砂流入の被害を受ける。自主避難した住民250人を体育館に収容。
- 2003年(平成15年) - 6月21日付の朝日新聞(全国版)一面に、五高祭(文化祭)のモニュメント「幸せの黄色い雨」が特集で掲載される。イラク戦争を受けて、「二度と原爆の黒い雨が降らないように」とのメッセージをこめたもの。
- 2009年(平成21年) - 7月2日、第2回書道パフォーマンス甲子園において、書道部が優勝を果たす。
- 2010年(平成22年) - 1月1日、書道部が第4回書道ガールズ甲子園(日本テレビ「ズームイン!!SUPER」主催)に出場。五日市高校のグラウンド上でパフォーマンスを行い、その様子は生放送で全国に中継された。
- 2011年(平成23年) - 第4回書道パフォーマンス甲子園において、書道部が準優勝。
- 2012年(平成24年) - 生徒が東日本大震災支援ボランティアのために宮城県岩沼市へ。宮城県立農業高等学校と交流した。また、生徒全員で人文字を作成し、かつて在籍していた広島テレビの児玉勝司アナウンサーが取材に訪れ、その模様が同局の「テレビ派」で報道された。
部活動
- 体育系
- サッカー部
- 硬式野球部
- ソフトボール部
- 陸上競技部
- テニス部
- ソフトテニス部
- 柔道部
- 空手道部
- バレーボール部
- バスケットボール部
- バドミントン部
- 剣道部
- 卓球部
- ワンダーフォーゲル部
- 文化系
- 放送部
- 茶道部
- 演劇部
- 理科部
- 書道部
- 美術部
- 吹奏楽部
- 軽音楽部
- 写真映画漫画研究部
- ダンス部
学校関係者
著名な出身者
- 小山健二 - 元プロサッカー選手(大分トリニティ/大分トリニータ、横浜FC)
- 児玉勝司 - 広島テレビ放送元アナウンサー、比治山大学教授
- 毛利元貞 - 日本の元傭兵の軍事アドバイザー、作家
- 生田嘉宏 - ディスクジョッキー、アナウンサー。セイ所属
- 西岡拓朗 - 競輪選手、BMX選手
- SUGURU - TSUKEMENメンバー・ピアノ
- 石井七瀬 - 声優・ZIP-FMナビゲーター(ラジオパーソナリティ)
指導者
- 松村和彦 - J1サッカー審判員、サッカー指導者
備考
- 美術部員が製作した「うぐいっつー」と呼ばれるオリジナルマスコットキャラクターがおり、同キャラクターが描かれたクリアファイルがオープンスクールで配布されている。
関連項目
- 広島県高等学校一覧
脚注
外部リンク
- 広島県立五日市高等学校
- 広島県立五日市高等学校 同窓会「鴬鳴会(おうめいかい)」




