山王村(さんのうむら)は、かつて富山県西礪波郡にあった村。現在の高岡市福岡町の東南部の山王地区にあたる。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、礪波郡江尻村、小伊勢領(こいせりょう)村、小矢岡新村、矢部(やべ)村、一歩二歩(いちぶにぶ)村、下老子(しもおいご)村、西川原島村、蓑島(みのじま)村及び上蓑(かみみの)村の区域をもって、礪波郡山王村が発足する。
- 1896年(明治29年)3月29日 - 郡制の施行のため、礪波郡が分割して、西礪波郡が発足により、西礪波郡に所属となる。
- 1940年(昭和15年)2月11日 - 西礪波郡福岡町、大滝村及び山王村が合併して、西礪波郡福岡町が発足する。
- 2005年(平成17年)11月1日 - 高岡市及び西礪波郡福岡町が合併して、高岡市が発足する。
経済
農業
『大日本篤農家名鑑』によれば、山王村の篤農家は、「矢後石太郎、畠山五右衛門、茂古沼壽、畠山豊作、中川次郎作」などである。
脚注
参考文献
- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
関連項目
- 富山県の廃止市町村一覧



