ブロードマインド(欧字名:Broad Mind、1988年4月17日 - 2008年9月)は、日本の競走馬。主な勝ち鞍に1993年の中山大障害(秋)、東京障害特別(秋)、1994年の中山大障害(春)、東京障害特別(春)。1993年度と1994年度のJRA賞最優秀障害馬に選出された。
経歴
競走馬時代
1991年1月にデビューし、平地時代は4勝を挙げ、ダイヤモンドステークスや目黒記念にも出走。1992年12月から障害競走に転じ、未勝利、400万下条件戦と連勝のち障害重賞初出走の東京障害特別(春)では競走中止。続く障害オープン競走では勝利するが、中山大障害(春)ではメジログッテンの2着に敗れた。5月東京でのオープン勝利ののち休養に入り、秋初戦は6着に終わるが、次戦の東京障害特別(秋)で重賞初勝利。11月のオープン2着ののち、中山大障害(秋)では2着のクリスタルアスターに4秒差をつけて勝利。1993年度のJRA賞最優秀障害馬に選出された。
1994年は初戦の東京障害特別(春)を制して重賞3勝目を挙げ、中山大障害(春)も制して中山大障害2勝目を挙げる。5月のオープンを1着、休養明けの11月のオープン2着ののち中山大障害3勝目を目指した中山大障害(秋)は最低人気のローズムーンの4着に終わったが、JRA賞最優秀障害馬に2年連続選出された。その後故障により長期休養に入って1995年は不出走、1996年3月のオープンで戦列に復帰し2着としたが、次走の中山大障害(春)ではポレールの5着、完走馬中最下位に終わり、これを最後に競走馬を引退した。
引退後
引退後は乗馬となり、詳しい経歴は不明ながら、最終的に三重県のホースランド ミ・ヴィーダで「セ・クール」と名前を変え繋養され、国体にも出場した。その後、2008年9月に死亡する。20歳没。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.comおよびJBISサーチに基づく。
血統表
- 母ダイナマインは新潟記念など重賞2勝。
- 甥に北海道スプリントカップ勝ち馬のマルカフリート。
- そのほかの近親にアドマイヤマックス、ラインクラフト、ソングオブウインドなど。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ



