ダニエル・ロバート・シュレーレス(Daniel Robert Schlereth, 1986年5月9日 - )は、アメリカ合衆国・アラスカ州アンカレッジ出身の元プロ野球選手(投手)。左投左打。2022年より北米独立リーグ・フロンティアリーグのジョリエット・スラマーズの監督を務めている。
父は1990年代にNFLのワシントン・レッドスキンズとデンバー・ブロンコズでガードとして活躍したマーク・シュレーレス。
メディアによっては「シュレーラ」とも表記される。
経歴
プロ入り前
アラスカ州アンカレッジで生まれ、後にコロラド州ハイランズ・ランチに移住。高校時代は野球の他にアメリカンフットボールのクォーターバックとしても活躍。ネバダ大学ラスベガス校に進学したが、すぐにアリゾナ大学へ移る。アリゾナ大学では、後にタイガースでも同僚になるライアン・ペリーとチームメイトだった。
2007年のドラフト8巡目でオークランド・アスレチックスから指名されたが、この時は契約しなかった。
ダイヤモンドバックス時代
2008年のドラフト1巡目(全体26位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受け、契約金133万ドルで入団した。この年はパイオニアリーグのルーキー級ミズーラ・オスプレイで3試合、A級サウスベンド・シルバーホークスで7試合に登板した。
2009年はAA級モービル・ベイベアーズで好成績を残し、5月29日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー。メジャーでは制球難に苦しみ、21試合に登板して1勝4敗・防御率5.89だった。
タイガース時代
2009年12月9日、ニューヨーク・ヤンキースを含めた大型三角トレードで、デトロイト・タイガースへ移籍した。
2010年はAAA級トレド・マッドヘンズで開幕を迎えたが、7月2日にメジャー昇格。
2011年は自己最多となる49試合に登板。
2012年オフにノンテンダーFAとなった。
タイガース退団後
2012年12月18日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。
2013年12月18日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ。
2014年6月24日に金銭トレードで、タイガースに復帰した。
2015年1月9日にタイガースとマイナー契約で再契約するが4月4日に自由契約となり、26日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ。6月7日に自由契約となる。
2016年1月13日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。傘下のAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレーし、15試合に登板して0勝2敗・防御率4.32・11奪三振の成績を残した。6月30日に自由契約となった。12月12日にセントルイス・カージナルスとマイナー契約を結んだ。
2017年開幕前にカージナルスを解雇となり、4月9日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結ぶ。
2018年5月6日に独立リーグ・アトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約。6月2日にマイナー契約でシアトル・マリナーズに移籍。オフの11月2日にFAとなった。
2019年1月14日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだが、開幕前の3月21日に自由契約となった。5月31日にアトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約。シーズン終了後に退団。
現役引退後
2022年2月、北米独立リーグ・フロンティアリーグのジョリエット・スラマーズの監督に就任した。
詳細情報
年度別投手成績
背番号
- 46(2009年)
- 55(2010年 - 2012年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 S
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)




