就眠運動(英語:Nyctinasty)とは、植物に見られる夜に葉が閉じ、日が昇ると葉が開く運動のことである。
カタバミやマメ科植物に見られる膨圧運動と、キク科植物に見られる成長率の変化による場合がある。
歴史
アレキサンダー大王の部下Androsthenes of Thasosが、タマリンドの葉の開閉を指摘している。
生物時計は18世紀に植物の就眠運動から発見された。
就眠植物の葉の開閉をコントロールする物質
- 就眠物質
- K-PLF1
- Potassium cheridonate
- Phyllanthurinolactone
- トリゴネリン
- potassium D-idarate(D-イダル酸ジカリウム)
- 覚醒物質
- potassium lespedezate
- cis-p-coumaroylagmatine(cis-p-クマロイルアグマチン)
出典
関連項目
- 傾性
- Circadian Clock Associated 1(CCA1) - 植物の生物時計に関する遺伝子。
- Late Elongated Hypocotyl (LHY) - CCA1と共に概日リズムに関する植物の遺伝子。
- リンネの花時計



