ジェイレン・マーキス・ブランソン(Jalen Marquis Brunson, 1996年8月31日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューブランズウィック出身のプロバスケットボール選手。NBAのニューヨーク・ニックスに所属している。ポジションはポイントガード。父は元NBA選手で、現在はニックスでアシスタントコーチを務めるリック・ブランソン。
経歴
カレッジ
高校時代はジェイソン・テイタムらと共にバスケットボールU-19世界選手権のアメリカ代表に選出され、大会MVPを受賞するなど同世代の選手の中でトップクラスの活躍を見せ、ビラノバ大学に進学。司令塔としてチームを牽引し、ダンテ・ディヴィンチェンゾ、ミカル・ブリッジズらと共に1年目と3年目のシーズンにNCAAチャンピオンに輝いた。そして3年目のシーズン終了後に2018年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。
ダラス・マーベリックス
2018年6月21日にドラフト2巡目・全体33位でダラス・マーベリックスから指名され、サマーリーグ終了後に契約した。10月17日のフェニックス・サンズ戦でNBAデビューを果たした。その後も同じルーキーのルカ・ドンチッチのバックアップとして73試合に出場した。
2019年12月17日にスポーティングニュースに「過去10年間のカレッジバスケットボール界で最高の選手」と評された。
2年目の2019-20シーズン途中の2020年3月13日に右肩の手術を受け、残りのシーズンを全休した。
4年目の2021-22シーズンのプレーオフ、1回戦のユタ・ジャズとの第2戦では、エースのドンチッチが欠場する中、キャリアハイとなる41得点を記録した。このプレーオフでは平均21.6得点を記録し、チームのカンファレンスファイナル進出に貢献した。オフにFAとなった。
ニューヨーク・ニックス
2022年7月13日に父のリックがアシスタントコーチを務め、自身の代理人サム・ローズの父レオン・ローズが球団社長を務めるニューヨーク・ニックスと4年1億400万ドルの契約を結んだ。なお、再契約を望むマーベリックスとは1度も交渉しなかった。
2023-24シーズン、12月16日のフェニックス・サンズとの対戦でキャリアハイの50得点を記録した。3月30日のサンアントニオ・スパーズとの対戦でキャリアハイを61得点まで更新した。プレーオフ1回戦、セブンティシクサーズとの第4戦でプレーオフキャリアハイとなる47得点を記録した。
個人成績
NBA
レギュラーシーズン
プレーオフ
カレッジ
脚注
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、ESPN、Eurobasket、RealGM、Yahoo
- カレッジ通算成績と情報 Sports-Reference、ESPN College、Rivals、247Sports
- Villanova Wildcats bio
- USA Basketball bio
- ジェイレン・ブランソン (@jalenbruson1) - X(旧Twitter)




