ヒューマン・リーグ(The Human League)は1980年代に流行したシンセポップ(日本ではテクノポップとして知られる)を代表する、イギリスの音楽ユニットである。
略歴
1977年、イギリスのシェフィールドにおいてザ・フューチャーを解散したイアン・クレイグ・マーシュとマーティン・ウェアが、当時シェフィールドの病院に勤務していた音楽経験のないフィリップ・オーキーを誘って結成。その後、オーキーの友人で映像担当のエイドリアン・ライトを加入させ、ヒューマン・リーグの名で1979年にデビュー。ニュー・ウェイヴのブームの中、シンセサイザーとシーケンサーによるシンセポップのユニットとして活動する。2枚のアルバムを発表後、音楽的対立によりマーシュとウェアが脱退しヘヴン17を結成する。残されたオーキーとライトは、2人のシンセサイザー奏者(イアン・バーデン、ジョー・カリス)と、シェフィールドのナイトクラブで見つけた歌手経験のない2人の女子学生(ジョアンヌ・キャトラル、スーザン・アン・サリー)をボーカリストに迎えて、1981年にアルバム『デアー(Dare!)』を発表する。
「愛の残り火(Don't You Want Me)」が、1981年に全英チャート1位(Music Week)、翌年に全米チャート1位(Billboard Hot 100)を記録した。続いてリリースされた「ミラー・マン(Mirror Man)」「ファシネーション((Keep Feeling) Fascination)」は、共に全英チャート2位を記録している。ミュージックビデオによるプロモーション戦略により、第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの先駆け的存在となる。1986年には、ジャム&ルイスをプロデューサーに迎えた「ヒューマン(Human)」が再び全米チャート1位を記録した。1995年にリリースされた「テル・ミー・ホエン(Tell Me When)」は、全英チャート6位のヒットを記録している。
メンバー
- フィリップ・オーキー(Philip Oakey)- ボーカル、キーボード(1977年 - )
- ジョアンヌ・キャトラル(Joanne Catherall)ボーカル、コーラス(1980年 - )
- スーザン・アン・サリー(Susan Ann Sulley)ボーカル、コーラス(1980年 - )
ディスコグラフィー
アルバム
スタジオアルバム
ライブアルバム
コンピレーションアルバム
EP
シングル
日本公演
- 1982年
- 6月1日・2日 東京・日本青年館ホール、3日 愛知県勤労会館、5日 大阪・万国博ホール
- 1987年
- 5月18日 大阪・フェスティバルホール、19日 愛知県勤労会館、20日 東京・NHKホール
- 2011年
- 10月17日・18日 Billboard Live TOKYO
脚注
外部リンク
- 公式サイト (英語)

![クラッシュ+3 [SHMCD][CD] ヒューマン・リーグ UNIVERSAL MUSIC JAPAN](https://content-jp.umgi.net/products/ui/UICY-78482_VSd_extralarge.jpg?30112017123301)

](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/252037849.jpg)