OSS 117 私を愛したカフェオーレ』(オーエスエス117わたしをあいしたカフェオーレ、OSS 117: Le Caire nid d'espions)は、2006年のフランスのスパイ・パロディ映画。監督はミシェル・アザナヴィシウス、出演はジャン・デュジャルダンとベレニス・ベジョなど。日本では2006年10月に開催された第19回東京国際映画祭で『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』のタイトルで上映され、2009年1月28日に『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のタイトルでDVDが発売された。吹き替えは『秘密結社鷹の爪』で有名なFROGMANが担当した。

2009年には続編『OSS 117 リオデジャネイロ応答なし』が公開された(日本では劇場未公開、WOWOWで放送後、『フレンチ大作戦 灼熱リオ、応答せよ』のタイトルでDVDが発売されている)。

ストーリー

キャスト

※括弧内は日本語吹替。

  • ユベール・ボニスール(OSS117) - ジャン・デュジャルダン
  • レイモン・ペルティエ - フランソワ・ダミアン(廣田行生)
  • ラルミナ - ベレニス・ベジョ
  • プリンセス - オーレ・アッティカ
  • ジャック - フィリップ・ルフェーヴル
  • セーチン - コンスタンティン・アレクサンドロフ(藤本譲)
  • エジプトの大臣 - サイード・アマディス
  • ガルデンボロー - ローラン・バトー
  • 上司 - クロード・ブロッセ(辻親八)

作品の評価

映画批評家によるレビュー

Rotten Tomatoesによれば、60件の評論のうち高評価は77%にあたる46件で、平均点は10点満点中6.7点、批評家の一致した見解は「この気の利いたスパイパロディは、政治と映画のしきたりを笑いにし、ジャン・デュジャルダンがお世辞がましく上品なニュー・ボンドを見事に演じている。」となっている。 Metacriticによれば、20件の評論のうち、高評価は15件、賛否混在は3件、低評価は2件で、平均点は100点満点中62点となっている。 アロシネによれば、メディアによる28件の評価の平均は5点満点中3.9点となっている。

受賞とノミネート

出典

関連項目

  • Office of Strategic Services (OSS) - 中央情報局(CIA)の前身にあたるアメリカ合衆国の諜報機関。

外部リンク

  • 公式ウェブサイト(英語)
  • OSS 117 私を愛したカフェオーレ - allcinema
  • OSS 117 私を愛したカフェオーレ - KINENOTE
  • OSS 117: Le Caire nid d'espions - オールムービー(英語)
  • OSS 117: Le Caire nid d'espions - IMDb(英語)
  • OSS 117: Cairo, Nest of Spies - TCM Movie Database(英語)
  • OSS 117: Cairo, Nest of Spies - Rotten Tomatoes(英語)
  • OSS 117, Le Caire nid d'espions - AlloCiné(フランス語)

Amazon.co.jp OSS 117 私を愛したカフェオーレを観る Prime Video

OSS 117 Der Spion, der sich liebte Apple TV (DE)

OSS117私を愛したカフェオーレ シネマの世界<第169話> 心の時空

OSS 117 From Africa With Love de Nicolas Bedos (2020) UniFrance

OSS 117 From Africa with Love (2021) by Nicolas Bedos