セサミストリートのエピソード一覧は、アメリカ合衆国の子供向け番組『セサミストリート』の各エピソードを記した一覧である。この記事は英語版のWikipediaにはないが、これは「殆どのエピソードにストーリーが判明されておらず、信頼性の高い資料が不足している」という理由から作成されていない。個別のエピソードについては、スペシャルや未放送エピソード「Snuffy's Parents Get a Divorce」は作成されている。
放送期間
シリーズ概要
この番組は50年間で4500回以上のエピソードが製作されている。
エピソード
本作は当初から、この番組のキャラクターもしくは登場人物がテレビの視聴者に向けて「やあみんな、セサミストリートへようこそ!」と伝えるのが基本であり、番組の終盤では「今日お送りした文字と数字」を伝えて番組は終了、過去にはセサミストリートの仲間たちが、本作を見ている視聴者に向けて本番組の制作が「チルドレンズ・テレビジョン・ワークショップ」である事を伝えて放送を終えた事もあったが、回によってはゲスト(特にノア・ワイリー)が伝える場合もあったり、ビッグバードの場合は本編終盤以外にもエンディングで伝えていた事があったが、制作元が「セサミワークショップ」に改称されてからは廃止されている。
パイロット版ではバートとアーニーが初めて登場している。
シーズン1は、オスカーとビッグバードがレギュラーに登場する唯一のマペットだったが、他のマペットは別々のコーナーでデビューした(特にクッキーモンスター、グローバー)。多くは、後に変わったり存在消されたりするマペットも存在する。この時代のビッグバードは頭が少なかった。オスカーの性格現在も変わらないが、この時代ではオレンジ色だった。 元々、ボブ、フーパーさん、ゴードン、スーザンの4人は、セサミストリートのメンバーだった。1982年に亡くなったフーパーさんを除き、3人はシーズン46までメンバーとして残っていた。なお、「バディとジム」というコメディ・コーナーはこのシーズンが初めてである。ボブは元々、フーパーさんのお店を手伝っていたが、後に音楽を教える先生になり、スーザンは看護師になった。カーミットもこのシーズンで登場していた事がある。
シーズン2からトムとミゲルが新たに加わり、コメディ・コーナーでは「ラリーとフィリス」に変更され、オスカーの色は緑になった。これにより、マペットのヘリ―、ハーバート、シャーロック・ヘムロック、サイモン・サウンドマン、ファーリー、プレーリー・ドーンが初登場。
シーズン3でのカリキュラムは「エコロジー」がテーマ。ルイス、マリア、ラファエル、モリーが初めて登場。このシーズンでリンダがセサミストリートに引っ越し、コメディ・コーナーは「ウォーリーとラルフ」に変更された。これによりカーミットが復活し、スナッフィーが初登場。この時代のスナッフィーの目は黄色かった。他には、ハーベイ、マンフォード、ピンクの水色の火星人、ジョンソンさん(NHKではサイモン)が初登場。
シーズン4により、ラファエル、トム、モリーが登場しなくなった。ゴードン役はシーズン1から3まで担当していたマット・ロビンソンの代わりにハル・ミラーが務めた。マペットではカウント伯爵が初めて登場している。また、スナッフィーのデザインが変更されている。
シーズン5でのカリキュラムが「感情」がテーマ。このシーズンからトゥイドルバグが初めて登場。 セサミストリートの仲間たちは、シーズン7の第810話から第814話までのエピソードにおいて、ニューメキシコ州のリオグランデバレーで、ルイスの家族を訪ねた事がある。 以前のシーズンで、女性出演者が足りないと言う批判を受け、シーズン8から女性出演者が増えた。 このシーズンより、プロのカメラマンであるオリビアと、女優・歌手のアライナ・リード・ホールが初登場。
シーズン9では、仲間たちがハワイのカウアイ島にあるパフィー・セイント・マリーの家を訪ねる回がある。このシーズンでレイ・チャールズが初登場。
シーズン10より、テリー・モンスター、オスカーの運転手であるブルーノとバークレーが初登場。また、セサミストリートが放送開始10周年を迎えた。
シーズン12から「交通安全」と言うテーマになり、NHK教育テレビでの放送はここで一旦終わる。
シーズン13からはカリキュラムを大きく広げ、アリスト・テレスと言うマペットが登場した。
シーズン15では、フーパーさん役で知られるウィル・リーが1982年に死去し、「フーパーの死」というエピソード(第1839話)が放送された。教育的な内容だったが、日本では放送されなかった。
シーズン16では、第1996話でルイスが腕を骨折し病院に行った事があり、その後は回復した。このシーズンで新たにピリ(演:エディー・カストロダッド)が加わった。
シーズン17の第2122話よりゴードンとスーザンの養子・マイルズが初登場。
シーズン18のカリキュラムでは、「リテラシー」がテーマ。これは授業の数が1から40に増えた為とされる。このシーズンよりNHK- BS2で日本での放送が再開されたが、NHK教育で同じシーズンを始め、BS2の放送が終わった後もエピソードを飛ばしたり入れ替えながら放送した。ジーナはこのシーズンから登場した。
シーズン19(2483話から2485話まで)ではマリアとルイスが結婚し、シーズン20の第2611話でマリアが「妊娠した」と伝え、第2615話でギャビー(ガブリエラ)が誕生した。
シーズン21から「環境保護」と言うテーマに変わり、レオナルド・ジャクソンがハンドフォード役を演じる事になった。ジーナの友達であるマイクも登場している。
シーズン22から「人種」と言うテーマに変わり、レオナルド・ジャクソンの代わりにデイビッド・スマイルがハンドフォード役を演じている。ウーピー・ゴールドバーグとジュリア・ロバーツもこのシーズンから登場している。
シーズン23からは、ロジータ、モンティ、ライオンのシカゴが登場。
オープニングについては、放送開始当初からエピソード毎に異なり、ビッグバードやバークレーはあまり登場しなかった。
シーズン24からオープニングとエンディングが変更された。オープニングは空の背景でビッグバードが下から現れる場面から始まる。エンディングでは、自由の女神と子供たちがダンスをする場面が見られた。このシーズンよりビッグバードが原則的に本番組の製作会社を視聴者に向けて伝えるようになった。
シーズン25からアラウンド・コーナーが設立された。ゲストにはオペラ歌手のマリリン・ホーン、ヒラリー・クリントンが出演していた。
シーズン26から「本の重要性」と言うテーマに変更された。これにより「テリーズ・タウン」というコーナーがスタートしている。
シーズン27は「実験」がテーマ、テリーが泡を吹くときにカウント伯爵が数を数えるエピソードがある。
シーズン28では、マリアが動物のまねっこをしてお腹を痛めたことがあり、病院で治療を受けて回復した。ルイスもシーズン28のエピソード「ぎっくり腰のパパ」でぎっくり腰になったが、現在は回復している。このシーズンよりレギュラーでの吹替版が実現した。尚、これは日本では放送されていないが、プラザセサモのキャラクターであるアヴェラルドが第3646話に登場した事がある。
シーズン29では、スライミーが月旅行に出かけたエピソードがある。
シーズン30からは、ジーナが獣医師になり、アランが初めて登場する。話数はこれまでよりも少なく、全65話となった。
シーズン31から「ヒーロー・ガイ」と言うコーナーが開始。
シーズン32では、ハリケーンのエピソードで気象予報士が「ハリケーンがセサミストリートに接近する見込みだ」と伝え、その後のエピソードでビッグバードの巣が壊れた。しかし仲間達の協力によって新しい巣が完成した。
シーズン33では、フーパーズ・ストアが火事になった事があり、消防車も突入した事があった。このシーズンを以てNHKの放送は終了した。話数は全50話。
シーズン34では、ボブと数人のマペットがカラオケをする場面があった。尚、このシーズンは26話まで放送された。
シーズン35では、数々の有名人がインタビューに参加、内容は感想が殆ど。これは35周年の特別企画としても取られる。
シーズン36では「健康が大事」がテーマ。
シーズン37では「お勉強」がテーマ。このシーズンからアビー・カダビーが登場した。
シーズン38からオープニングが変更され、マレー・モンスターが司会の「What's the Word on the Street?」という冒頭コーナーが開始された。 そして新たにクリス・ロビンソン(演:クリス・ノヴィングス)が仲間に加わった。また、今週の文字と数字もマレーが代わりに担当した。
シーズン39からリーラが初登場。このシーズンより「バートとアーニーのだいぼうけん」というコーナーがスタート、日本では独立番組としてディズニーチャンネルで放送された。
シーズン40からはミシェル・オバマがゲストに登場。このシーズンより「Abby's Flying Fairy School」がスタート。
シーズン41からはスーパーグローバーが、スーパーグローバー2に生まれ変わっている。
シーズン42では、ビッグバードがグッドバード・クラブに入りたいのに入らせてもらえなかった事があった。このシーズンでは、グローバーがスパイダーマンに変身してサイモンにびっくりさせる場面があるが失敗している。
シーズン43では、スーザン、ギャビー、ルイスは登場しなかった。デジレー・カザードはこのシーズンを持って出演しなくなった。
シーズン44からマンドゥが初登場、二次カリキュラムとして「ヒスパニック系」が追加された。
シーズン45では「Elmo the Musical」と「Abby's Flying Fairy School」の放送が終了。このシーズンからルーズベルト・フランクリンが復帰。
シーズン46からはニーナが初登場。カリキュラムでは「就学前児童の生活と趣味」に関連するテーマを中心にしている。コーナーには「Smart Cookie」がスタートし、「Elmo The Musical」が新しく生まれ変わり、「エルモズワールド」がHDリマスターで再びコーナーに入った。なお、マレー・モンスターの冒頭コーナーは事実上打ち切られた。初回はHBOで放送し、9か月後にPBSが放送。キャスティングは変更され、プレーリー・ドーン役とゾーイ役はフラン・ブリルからステファニー・ダブルッツォに変更された。ジョーイ・マッツァリーノは、数か月前にセサミワークショップを出た為、このシーズンで最後となった。ソニア・マンザーノも、シーズン45を以て降板したため、マリアとしては卒業している。2016年7月28日には、リーラ役の女優ニティヤ・ヴィディヤサーガル、マンドゥ役の俳優イスマエル・クルス・コルドバ、ボブ役の俳優ボブ・マグラス、ゴードン役の俳優ロスコー・オーマン、ルイス役の俳優エミリオ・デルガードを降板させるとセサミワークショップが発表した。セットも変更され、エルモはセサミストリートの1階、フーパーズ・ストアは初回シーズンの最初のデザインを元に改装され、ビッグバードの巣は小さな木に置かれ、そして新しくガーデンエリアが誕生した。
シーズン47からはジュリアとルーディーが登場。これによりエルモズワールドが新改装され、ビル・アーヴィンが再びヌードルさんを演じた。このシーズンよりダンスで文字と数字を紹介する形になった。
シーズン48では感謝祭が行われた。その後のエピソードでは国際共同制作の3人のキャラクター、チャムキ、トラのリリー、ズズが登場している。
シーズン49では「遊びながら学ぶ」がテーマになっている。そして新たに「アビーのワクワクアドベンチャー(Abby's Amazing Adventures)」と言うコーナーがスタート、ルーディーも登場している。
シーズン50では「能力と可能性」がテーマになっている。このシーズンでチャーリー(演:バイオレット・ティニレッロ)が仲間に加わった。
シーズン51では2020年1月13日から3月6日まで製作されたが、新型コロナの影響により数ヶ月も休止が続いた。翌週に放送される予定だった「Cookie Monster's Foodie Truck」は、9月28日に再開された。 2021年6月17日には『Family Day』が放送され、子供を持つゲイ夫人が登場し、アラン役のアラン・ムラオカが共同監督を務めた。
2023年10月30日、ハリウッド・レポーターは、セサミストリートが長年の「雑誌」フォーマットを廃止し、11分のストーリーセグメントを2つと新しいアニメーションシリーズ「Tales from 123」と組み合わせた、より物語的なフォーマットを選択すると報じた。
各話リスト
シーズン28以前のエピソードは邦題不明。
不明のシーズン
判明されていない話数がある。マペットwikiにあるシーズンを参照。エピソードの特定が難しい場合は、NHKから発行された「セサミストリート・ガイドブック」も参考に。
NHKBS1・BS2放映分
今週の文字と数字のみ記する。
NHK教育放映分後半
シーズン1 - 10
シーズン1
シーズン2
シーズン3
シーズン4
シーズン5
シーズン6
全130話ではあるが、第766話からリピート放送が入ったために実際には全100話である。
シーズン7
シーズン8
シーズン9
このシーズンでは「Hawaii Day(ハワイ旅行の日)」が放送され、ビッグバードとスナッフィーがハワイの旅へ出かけるという内容が流れた。
シーズン10
シーズン11 - 20
シーズン11
シーズン12
シーズン13
シーズン14
シーズン15
シーズン16
シーズン17
シーズン18
シーズン19
シーズン20
シーズン21 - シーズン30
シーズン21
シーズン22
シーズン23
このシーズンでは『Montana Day』(ビッグバード、モンタナ州へ行く)が放送されている。
シーズン24
シーズン25
シーズン26
シーズン27
シーズン28
日本では1998年4月11日にNHK教育で全130話中47話まで放送、吹き替え版も同時に開始。
シーズン29
全130話、日本では全50話。ちなみにスライミーの月世界旅行は全12話まで放送された。
シーズン30
全65話、日本では全52話。
シーズン31 - シーズン40
シーズン31
全65話、日本では全50話。
シーズン32
全65話、邦題は本放送時のみ。一部の回はリピート放送だが、NHKでは本放送分(全49話)のみ放送。
シーズン33
全50話、日本も同じ。
シーズン34
全26話、日本未放送。
シーズン35
全26話、日本未放送。セサミストリート35周年記念として、数々の著名人(俳優など)がインタビューに応じ、セサミストリートの想い出を語る。
シーズン36
全26話、日本未放送。
シーズン37
全26話、日本未放送。
シーズン38
全26話、日本未放送。
シーズン39
全26話、日本未放送。
シーズン40
全26話、日本未放送。
シーズン41 - 50
シーズン41
シーズン42
シーズン43
シーズン44
リピート回を除いて全21話、日本未放送。
シーズン45
全27話、日本未放送。
シーズン46
リピート回を除いて全19話、日本では「セサミストリートのお着替えクラブ」のみ配信されている。
シーズン47
リピート回を除いて全25話、日本では4本のみ配信されている。
シーズン48
シーズン49
シーズン50
リピート回を含めて全35話、日本では2021年11月14日からU-NEXTで配信されている。NHK放送時と違い、リピート放送分も吹き替えられている。
シーズン51 - 現在
シーズン51
シーズン52
シーズン53
シーズン54
シーズン55
スペシャル
未放送エピソード
- en:Snuffy's Parents Get a Divorce(第2985話、脚本:ノーマン・スティールズ、1992年制作)
- これはスナッフィー・スナッフルパガスとアリスのパパとママが離婚する話。これはチルドレンズ・テレビジョン・ワークショップ(セサミワークショップ)が、離婚の問題に取り組むという大きな決断をくだしたものである。CTWは過去に「フーパーさんの死にまつわるエピソード」や「マイルズがロビンソン家の養子になるエピソード」、そして「マリアとルイスの結婚」と「ギャビーの誕生」などといったエピソードを作り上げていたが、1991年12月6日に放送予定だった第2895話は第2720話「Oscar's brother Ernest visits」(オスカー・ザ・グラウチの弟のアーネストが初登場)の再放送となった。
脚注
外部リンク
- 各回のストーリー・スキット紹介(英語) 1969年の初回放送やテスト放送も紹介。

![セサミストリートのキャラクター一覧22選!人気ランキング【2022最新版】 RANK1[ランク1]|人気ランキングまとめサイト~国内最大級](https://www.cnn.co.jp/storage/2014/11/11/4c383ba445066ff24a2ba090ce0f27ff/35056381_008.jpg)

