ブライアン・タイラー・ホワイト(Brian Tyler White, 1990年10月29日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州クリーブランド郡ムーアズボロ出身のプロ野球選手(一塁手)。右投右打。
経歴
プロ入りとアストロズ時代
2013年のMLBドラフト33巡目(全体977位)でヒューストン・アストロズから指名され、契約金1000ドルにてプロ入り。この年は傘下のアパラチアンリーグのルーキー級グリーンビル・アストロズでプロデビューした。
2014年はA級クァッドシティーズ・リバーバンディッツとA 級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、2球団合計で114試合に出場して打率.290、15本塁打、64打点を記録した。
2015年はAA級コーパスクリスティ・フックスとAAA級フレズノ・グリズリーズでプレーし、2球団合計で116試合に出場して打率.325、14本塁打、99打点、1盗塁を記録した。
2016年はスプリングトレーニング時は招待選手だったが、開幕はメジャーのロースターで迎えた。4月5日に行われたニューヨーク・ヤンキースとの開幕戦に代打でデビューし、その打席でメジャー初安打を放った。2戦目からスタメンに名を連ねるようになると、そこから2安打、3安打、3安打と固め打ち、7日から9日にかけては3試合連続で本塁打も放った。メジャー開幕週(4月4日~10日まで)の6試合で打率.556・3本塁打を放ち、4月11日にアメリカンリーグのプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞した。この時ナショナルリーグで同賞を受賞したのは、こちらも新人のトレバー・ストーリーであり、プレイヤー・オブ・ザ・ウィークの表彰が始まった1974年以降、両リーグ揃って新人が獲得するのは開幕週に限らず史上初のことだった。結局レギュラーの座を維持する事は出来なかったものの、ルーキーながら86試合に出場。打率.217、8本塁打、28打点という打撃成績を残した。
2017年は22試合に出場して打率.279、3本塁打、10打点を記録した。
2018年は66試合に出場して打率.276、12本塁打、42打点を記録した。
2019年7月20日にDFAとなった。
ドジャース時代
2019年7月25日にアンドレ・スクラブとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。
2020年2月10日にDFAとなった。2月17日にマイナー契約で傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースに配属された。
SK時代
2020年7月16日、韓国KBOリーグのSKワイバーンズと契約した。だが怪我が相次ぎ9試合にしか出場できず、同年9月25日に韓国から出国した。シーズン終了後、2021年保留選手名簿から外され自由契約選手となった。
ブルージェイズ傘下時代
2020年12月18日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、2021年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2022年度シーズン終了時
年度別投手成績
- 2019年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 投手守備
- 内野守備
- 左翼守備
- 2019年度シーズン終了時
表彰
- プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク:1回(2016年4月4日 - 4月10日)
背番号
- 13(2016年 - 2019年7月19日)
- 28(2019年7月28日 - 同年終了)
- 15(2020年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 W
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Tyler White stats MiLB.com (英語)
- Tyler White (@twhite409) - X(旧Twitter)




